加藤光峰 遺墨展 第51回龜甲展
東京に5年、通いました。
師 加藤光峰 先生の 生き様に憧れて
本当は昨年3月開催予定だった 遺墨展
今年、開催となりましたが
私は…現状…難しく…
作品だけ、託しました。
東京から離れた青森で
加藤先生の遺墨集を手に
展示会に思いを馳せて………
思えば、今回の私の作品は”わ”です。
「和」と「環」
言葉が苦手で、言葉に傷つき、
言葉から逃げてきた私が、
不思議なことに
言葉を仕事とすることになり…。
改めて
言葉と向き合う一歩を踏み出せたのも
加藤先生のおかげさまであり
龜甲会のおかげさまであり
みなさんのおかげさまです。
古代文字を知り
自分の呼吸を感じながら
墨のかおりの中で
書くことで向き合うと
今に生きる私たちも
文字を使い始めたばかりの人類の先人も
生きることと
向き合っていたのだと
自然と腑に落ちました。
遺墨展会場を訪れた方の心に
なにか温かいものが
生きる力が
流れ込むであろうと
想いながら…。
短い時間でしたが
人生の大切な学びが
ぎゅっと詰まった出逢いに感謝。
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